今にいることについての料理の効果
今朝は5時半に起きて、さっそくバナナパンを作りました。私はよくパンやらスコーンを作っていますが、それは第一に弁当用という経済的理由に寄ります。今日はバナナがもうタイムリミットに熟していたので使わねばならないという使命も負っていました。
ところで、今年のやらないことリストには「料理をしすぎること」も記入しました。特に夜、だるくて何も出来ないときはパンやらスコーンやらプリン作りで時間を使ってしまいます。もちろん弁当用という名目はありますが、時間との関係を考えると他のことを犠牲にしすぎるね、とは思っていました。
しかし、料理のよいところは「今に集中できる」ということです。手や目を使い、場合によっては味覚も使い、材料の具合を観ることに集中するので私の場合は雑念があまり入らないように思います。しかもたいてい自分のために作っているので、他者への期待がありません。
これはある意味、マインドフルネスでよくやるレーズンを使った「五感を駆使しながら今ここにとどまる」というワークに通じるところがあると思います。
とはいえ、過度に料理に無自覚に時間を使うことはたんなるアディクションの一形態や、逃避に似ていることも事実です。
できるだけ今にいることや五感を使うことを客観的に眺めながら料理をしようかな。そんなことをしていたら楽しくないだろうか?でも現実逃避で時間を費やす感覚の料理も楽しくない上に「今日も勉強もやらないといけない連絡もせずにパンで終わった…」と感じることが多かったからこそ、今年のやらないことリストに料理のしすぎがあがってきていたので、要はいい感じで折り合いをつけることかなー。
バナナパン(チーズ入り)はおいしくできました!