ささぶねに乗って

小さな旅の記録と、アディクションを通しての出会いや別れや、猫たちとの日々。

感情に問題がある人のグループ・メモ

昨日は、午後からタッピングタッチのタッピングタッチの体験講座を開いた。時間が足りなくてセルフタッピングまではできなかったが、みんなとてもリラックスできたと好評だった。それだけでいいと思うが、依存症からの回復のためには、過去へのとらわれや未来の不安に圧倒されずに、「今ここ」に集中すること、そして今を退屈と思うことが引き金にならないように、自分に焦点を向ける感覚をみがくことをもう少し説明しながらタッピングタッチやマインドフルネスをやっていきたい。ミーティングの分かち合いというナラティブなやり方だけでなく、あらゆる回復の手段をみんなと共有していきたいと思っている。 とはいえ、神戸地域では私は話せないことがいろいろあるので、夜は十三の感情障害の自助グループにかれこれ、たぶん10年以上ぶりに行ってみた。 全然知らない人ばかりだった。AAやNAには10年選手、20年選手がどこにいっても数人はいるが、感情障害のグループなどではみんな調子が良くなるとこなくなるのか。でもそれもいいこと。みんなその時に自分にふさわしい場所にいけばいいし、自分が回復しても次の人にメッセージを伝えるためにずっと仲間と場所とつながりつづけるのもいい。それぞれが自分にとってよりよい今を選べるならそれでいいと思う。 私は次回もあのグループに行ってみようかと思う。それはそれでいい機会を与えられたと思っている。