ささぶねに乗って

小さな旅の記録と、アディクションを通しての出会いや別れや、猫たちとの日々。

ちゃんと朝型に戻す過程

4時48分起床。なかなかいい感じに起きられた。 だらだらギリギリまで寝ている生活はもうやめにすることにして、徐々に朝型に移行しつつある。

昨晩は、寝る間際に、下の息子の父が、息子をカナダに留学させようとしており、そのために多額の借金を予定していると知った。

15年も前に別れた下の息子の父は気のいい人だが、ゴミ屋敷に父子で住んでおり、息子も全く片付けもしない。私が買ってやったパソコンもゴミにうずもれてほぼ使っていない。高3なのに勉強なんてもちろんやれていない。そんな人に、「やればできるから」と言って毎月25万もかけて留学させて意味はあるのか。そりゃ、私が向こうで生んだから生地主義で取得したカナダ国籍を持っているが英語力はからっきしだ。

「やればできる」人なんて山ほどいるけど、それよりもやったかどうかが生きる過程であり、結果ではないか。 現実的にどうしても本人がカナダに行きたいなら、ワーキングビザがいらない利点があるのだから寿司職人とかで働けるように率先力のある仕事を短期で専門学校に行って身につけていくのがよいと思うが。しかし、本人がどうしても海外に行きたいと言っていたのでもなく、父親がたきつけただけだ。本人は、なんとアルファベットのAからZまで言えない始末なのだ。こんなやる気のない人に荷物を背負わせてどうするのかな?英語学校で学んだあとにカナダで理系に進むと言っているけど、母語で勉強出来ない人が外国語で出来ると思っているのかな?学費の安い国では大学進学率は高くても中退も多いと言うことはわかっているのか?

ゴミ屋敷を自分が片付けられないように、「やればできる」と「でもできない」ことの現実は、私自身そうだけど直視しないと現在地を見失う。そうすると進みたい方向さえわからなくなってしまう。 でも、聞く耳がない人には暖簾に腕押しなのだが、まあある程度は伝えないと。 けどまず自分がマインドフルネスをこれからやろう。そのためにちょっと早起きしたのだ。息子のことで困惑して忘れるところだった。その後、来年のサンチアゴに向けて勉強しよう。