ささぶねに乗って

小さな旅の記録と、アディクションを通しての出会いや別れや、猫たちとの日々。

かぼちゃ500グラムプリン

f:id:suginami74:20170727234716j:plain 今日は生活クラブ生協の宅配の日だ。私はこの時代にネット注文ではなく、紙の注文用紙で注文している。その理由は、いつも届いたその日に次の週の注文を書くため、次の週に届く頃には何を頼んだかすっかり忘れていて、箱を開けた時に意外な感じで新鮮なのが楽しいからだ。

さて、夜中の料理。今日のお題はかほちゃだ。無農薬丸ごと一個で370円。皮ごと食べられるんだから安い。このすてきなかぼちゃを大量に食べることにする。

 レシピ  【かぼちゃのしっとりケーキ】   かぼちゃ500グラム、牛乳400グラム、砂糖(エリスリトールを使う)70グラム、全卵4個。隠し味に塩。小麦粉60グラム。

エリスリトールはカロリーゼロの甘味料ですが、アスパルテームなどの人工甘味料とは違って天然の糖甘味料です。私が使っているのは遺伝子組み換え材料を使っていないフランス産のやつです。

→まずどんどんかぼちゃを切って蒸し器を入れた圧力鍋で蒸す。適当に加熱し、しばらく放置すればやわらかくなっている。

そのかぼちゃを計ってみるといい感じにレシピにほぼ忠実な501グラム。1グラムは気にせず、ミキサーに放りこみ。それにいつもの生協のノンホモ牛乳をどばどば加える。この時点でかなり蓋ぎりぎりまで水位がきている。エリスリトールと塩を加えてミキサーで泥状になるまで攪拌。 やばい、あふれそうだ。

さらに卵を加える。

ミキサーのスイッチを入れて蓋を押さえながら攪拌。 …あふれた…。

→小麦粉60グラムをいれることをあきらめる。→しっとりケーキではなく、かぼちゃプリンになる。かぼちゃプリンとしては成立するはず。   ただし、プリンにおける卵と牛乳の黄金比は 卵1:牛乳2 卵3の場合、牛乳は300グラムくらいが、しっかりしたプリンとしてはよい調合。でも牛乳が多かったらやわやわプリンになるだけで、許容範囲。かぼちゃも入れるし。

よく考えたら材料全部足したら一キロ以上になるんだ。考えてなかったな。

出来た液体は大量で、なんとかココット型3つと、大きなグラタン皿二つに流し入れた。

オーブンの受け皿にキッチンペーパーを敷いて熱湯を入れ、そこにプリン液の入った容器を並べて、170度で約40分蒸し焼きにする。 卵液だけのプリンだと、温度は140〜150度にして長時間蒸し焼きにしないとすが入るが、かぼちゃプリンはちょっと温度を上げても大丈夫。

まあ、ヘルシーといえるんだけど、大量に作りすぎたね。ひとりなのに。

私は肉をほとんど食べないので、そのかわりプリンをたんぱく質摂取のために、一年以上、毎日食べてる。 今日はオーブンを使ったけど、圧力鍋をつかって作ればもっと短時間で光熱費もあまりかからない。 とはいえ、私がプリンを作り始めたのはここ数年のこと。それまではなんとなく難しく思えていた。

たんに「作らないで死んで行く人生はつまらない」という気持ちだけで数年前からつくりはじめたけど、自分で作ると材料も味も自分で選べるから楽しい。 こんなに楽勝でおいしいなら20代の頃から作るんだったよ。 明日の朝食はかぼちゃプリンなのだ。